京太郎、背水の陣「勝って取り戻す」
「ボクシング8回戦」(17日、後楽園ホール)
日本人初のヘビー級世界ランカーとなった藤本京太郎(26)=角海老宝石=とファブリス・ウォーレン(フランス)のノンタイトル8回戦(デイリースポーツ後援)の前日計量が16日、東京・後楽園ホールで行われ、京太郎は104・1キロ、ウォーレンは112・9キロだった。
両者ともK‐1出身。京太郎は昨年12月31日の東洋太平洋同級王座決定戦で初黒星を喫して以来の再起戦。7月25日には、元東洋太平洋同級王者オケロ・ピーター(緑)と56年ぶりに復活する日本同級王座決定戦を行うことが決まっている。
一方で、京太郎陣営はふがいない試合をすれば引退勧告をする背水の陣を敷く。期待を背負う京太郎は「最低でも勝たないと次につながらない。負けは勝って取り戻さないと」とラストチャンスへ決意を示した。