RENA、復帰戦で鮮やかKO勝ち
立ち技総合格闘技シュートボクシング(SB)の後楽園ホール大会が20日に行われ、昨年8月の「Girls S‐cup2012」覇者・RENA(21)=及川道場=が復帰戦をKOで飾った。
リング上で美しき“女王”が絶叫した。「復帰戦ということで緊張して、最近は後楽園でいい結果が出せていなかったので、不安でいっぱいでした。シュートボクシングの良さを伝える試合ができたんじゃないかと思います。ありがとうございました。戻ってきたぞー!!」。昨年8月の優勝後、右足の手術などでリハビリが続いていた。
ボクシング出身のトウ・ペイリン(23)=台湾=と対した復帰戦。初回はキックで距離をつくり、終盤に右ハイを入れ、首投げでシュートポイントを獲得。2回は首相撲で優位に立ち、裏投げで再びシュートポイントを奪った。3回は左右のパンチ連打で後退させ、サイドから肩固めを決めキャッチポイントを獲得。そのままバックからの裸締めに移行してタップさせた。3回1分12秒KO勝ち。堂々の復帰戦だった。