藤波vs長州1年10カ月ぶり伝説再び
「レジェンド」(7月14日、博多スターレーン)
7・14博多大会で藤波辰爾(59)と長州力(61)が2011年9月30日・札幌以来、約1年10カ月ぶりにシングル対決することが22日、発表された。両雄は都内で会見、“名勝負数え歌”と称された対決へ気合をみなぎらせた。
前回の対戦で勝利している藤波は「何度戦ってもリングで向かい合えば、そのときの熱さが戻る。見続けたファンが注目してくれるだろうから、(胸に)届くくらいのファイトをしたい」とうなずいた。長州も「力いっぱい藤波さんと戦えることが楽しみ。シングルは特別な意味を感じる」と夏が待ち遠しそうだった。2人は7・12大阪で、前哨戦となるタッグ対決(藤波&ヒロ斎藤‐長州&AKIRA)を行う。
また、藤波は21日に2勝目を挙げた“同姓”の阪神・藤浪晋太郎(19)の活躍について「やっぱりうれしい。“フジナミ”の響きを聞けば気にしちゃう。球場でぜひ姿を見たい」と喜んだ。さらに「息子も同世代の人間が頑張ってるのを見ると、意識するだろうし」と、ドラディション5・29後楽園でエキシビション戦を行う長男・怜於南(19)への刺激になるとした。