「ＷＢＡ世界スーパーフライ級王座統一戦」（６日、大田区総合体育館）

　王者・河野公平（ワタナベ）が３０日、都内で、初防衛戦となる王座統一戦へ練習を公開した。ワタナベジムの渡辺均会長は、河野が勝てば、次戦は亀田３兄弟の次男で同級２位の大毅（亀田）戦になる可能性を明らかにした。

　前王者のタイ陣営が持つオプションが１つ残っているものの、同会長は「亀田側かウチがオプションを買って、次戦で大毅選手とやる可能性は十分ある」と明言。また、「亀田側から注文があったので、チケットも送る」と、大毅が視察する見込みにも触れた。

　河野は２ラウンドの軽いスパーリングなどを行い、「仕上がりは百パーセント。減量もあと１・７キロぐらいで順調」とアピール。「目の前の試合しか考えていない。（大毅にＫＯを）見せたいというよりは、ＫＯできればいい」と、静かに闘志を燃やした。