内山、勝って三浦との王座統一戦だ

 「WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ」(6日、大田区総合体育館)

 王者・内山高志(ワタナベ)が1日、都内の所属ジムで、同級10位ハイデル・パーラ(ベネズエラ)との7度目の防衛戦へ向けた練習を公開し、勝って次戦でWBC同級王者・三浦隆司(帝拳)との王座統一戦実現に意欲を示した。

 三浦はこの試合のテレビ中継にゲスト出演することが決定。2011年1月に内山に挑戦して敗れたが、今年4月の世界王座奪取後に、「(内山との団体王座統一戦を)機会があればやりたい」と発言しており、内山も「一度やった相手ですが楽しみですし、そのためにもしっかり勝たないといけない」と、前向き。

 ワタナベジムの渡辺会長も「帝拳ジムが望むなら、ウチはぜひやりたい」と乗り気。一方で、「WBCはあまり統一戦を望まないのと、テレビが(帝拳と関係の深い日本テレビと内山の放映権を持つテレビ東京の)どちらになるか」など、実現への課題を示した。

 この日、内山は2ラウンドのスパーリングでキレのいいボディーを何度も打ち込むなど好調をアピール。「体が強くなってると思う。数値にも出ている。自分のスタイルを貫けば大丈夫」と、心拍系と瞬発系のフィジカルトレーニングの成果を実感していた。

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