内山防衛一夜明け 4団体統一も視野に
6日にWBA世界スーパーフェザー級王座の7度目の防衛に成功した内山高志(ワタナベ)が7日、都内の所属ジムで一夜明け会見を行った。
内山は古傷のある右拳を腫らし、右目の周りは若干赤くなっていたが、疲れを感じさせない姿で登場。だが、左ボディー1撃でのKO勝ちにも「100%の試合ではなかった。喜びとまだまだという気持ちが半々」と、笑顔は少なめだった。
今後については「4団体あるので、統一してみたい気持ちもありますし、強い挑戦者が出てくれば防衛するのもいい。階級は今のままでいいと思う」と希望。所属ジムの渡辺均会長は「一つの大きな目標は(連続13度防衛の)日本記録更新。チャンスがあれば、日本にはWBC(同級王者)の三浦隆司選手もいるので、統一戦も考えたい」と話した。