西日本ボクシング協会は14日、いじめの廃絶を目的とした「イジメ撲滅推進委員会」の設置を発表した。今後は、賛同するジムの興行にその地域の小・中学生や保護者、教師らを無料招待する。同委員会は、27日の理事会で正式に承認される。
11年10月に大津市で起きたいじめ自殺事件に心を痛めた金沢英雄会長(金沢)が発案した。委員会の名誉会長を務める井岡弘樹協会長(井岡)は、8~9月に予定されているWBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔の次戦について「100人くらい招待したい。一生懸命頑張っている姿を見てほしい」と話した。