マティセ圧勝!IBF王者を強打で粉砕

 3回、マティセ(右)がダウンを奪い、レフェリーが試合を止めた=ボードウォーク・ホール(撮影・大橋小太郎)
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 「ボクシング12回戦」(18日、アトランティックシティー)

 ボクシングのIBF世界スーパーライト級王者ラモント・ピーターソン(米国)とWBC同級暫定王者ルーカス・マティセ(アルゼンチン)のノンタイトル12回戦が、米国ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォークホールで行われ、マティセが3回2分14秒でTKO勝ちを収めた。

 実力者同士の好カードとして期待を集めたが、結果はマティセの圧勝。2回に1度、3回に2度のダウンを奪い、最後はレフェリーが試合を止めた。

 戦績を34勝(32KO)2敗としたマティセは、「相手は強かったけど、2ラウンドから上手く距離をつめていけた」と笑顔でコメント。最近6戦6勝(5KO)と破竹の勢いで勝ち続けるパンチャーは、9月にもWBA、WBC世界同級王者のダニー・ガルシア(米国)との統一戦を行うプランが進行中という。敗れたピーターソンはこれで31勝(16KO)2敗1分となっている。

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