細川貴之KO再起!何が何でもタイトル

 「デイリースポーツ後援・ボクシング10回戦」(26日、住吉区民センター)

 六島ジム・堺東ミツキジム合同興行「バトルロワイヤル」が26日、大阪・住吉区民センターで行われ、メーンイベントのミドル級10回戦では日本スーパーウエルター級5位の細川貴之(六島)が、8回2分6秒KOで、トーンピタック・パタウィコンジム(タイ)を沈めた。

 細川といえば美女を従えてのサンバでの入場が恒例だが、メンバーが妊娠中ということもあり今回は中止。少々盛り上がりに欠ける幕開けとなったが、試合でも序盤は停滞した。相手の揺るんだ腹回りを狙って左ストレートを繰り出したが、逆にニヤニヤ笑いながら効いてないと挑発される。「メーンなのに会場もシーンとなってまずいと思った。KOを意識した」。奮起した8回、左アッパーのカウンターから連打で倒してテンカウント。最後は自ら新地でスカウトしたというラウンドガールとともに上機嫌で勝ち名乗りを受けた。

 1月に2度目の日本王座挑戦に失敗して引退も考えたが「何が何でもタイトルを獲りたい」と再起を決意した。六島ジムの枝川孝会長も「長いこと頑張っとるから、1回くらい(タイトルを)獲らさんとな」とバックアップを約束する。日本、東洋こだわることなく幅広くチャンスを探る。

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