柴田、KENTA直伝の技で4勝目
「新日本」(8日、横浜文化体育館)
柴田勝頼(33)がプリンス・デヴィット(32)を撃破してG1クライマックス4勝目。後藤洋央紀(34)の負傷欠場で10日の両国大会での対戦が不戦勝となり、勝ち点10に到達してAブロックで首位に立った。デヴィットのハードな攻撃に耐え、最後はKENTA直伝のgo2sleepで豪快に沈めた。実は後藤戦用に準備していた必殺技だったが、「ケガだから仕方ないが、まさかドタキャンされるとは」とライバルの途中離脱に無念の思いを吐露した。
ここまできたら見据えるのは優勝しかない。「後藤、復帰戦はオレがやってやる。しっかり治してこい」とエールを送った。11日の棚橋戦をクリアして、初Vへ突っ走る。