久高、アルゼンチンで4度目の世界挑戦
「WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(24日、アルゼンチン・トレレウ)
ボクシングの仲里ジムは14日、WBO世界スーパーフライ級15位の久高寛之(28)が、24日(日本時間25日)にアルゼンチン南部のトレレウで、同級王者オマール・ナルバエス(38)=アルゼンチン=に挑戦すると発表した。
日本から片道32時間もかかる場所からベルトを持ち帰る。同市は首都ブエノスアイレスの南方1300キロに位置する。日本ボクシングコミッションによると、過去に日本人選手が世界戦を行った地としては、最も南に位置するという。久高は「最初は行きたくないなと思った。精神的に強くなると思う」と苦笑いで話した。
これまで3度、世界に挑戦したが失敗している。昨年9月9日に長男・晃志(こうし)くんが誕生してから初めての世界戦だ。「勝つことしか考えていない。ラストのつもりでいく」。地球の裏側で4度目の挑戦を成就させる。