「力道山没５０年メモリアル興行・プロレスの力」（１２月１６日、後楽園ホール）

　故力道山の孫で、百田光雄（６４）を父に持つ百田力（３１）のデビューが１５日、発表された。対戦カードは未定も、光雄との父子タッグが浮上。父とともに偉大な祖父が眠る東京・池上本門寺に参った力は、相手に折原昌夫を指名し「あと４カ月、短い期間に精いっぱい練習してしっかり頑張りたい」と気合を込めた。

　本名ではなくリングネームで臨む予定。力道山襲名に関して、光雄は「プレッシャーでつぶれちゃう」と否定。力も「恐れ多い。言われても辞退する」と話したが、将来的には「お客さんから声が上がれば」（光雄）と可能性を否定しなかった。

　祖父の代名詞・空手チョップを習得中の力は、黒いロングタイツも「はいてみたい」と目を輝かせた。６３年１２月１５日、日本中がショックを受けた急死から５０年。力道山３世がリングに立つ。