マルチネスが6回TKOで王座奪取

  IBFスーパーバンタム級新王者となったマルチネス(中央)=レベル・カジノ・ホテル(撮影・大橋小太郎)
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 「IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(17日、アトランティックシティ・レベル・カジノ・ホテル)

 挑戦者のキコ・マルチネス(スペイン)が王者のジョナサン・ロメロ(コロンビア)に6ラウンド2分40秒でTKO勝ち。27歳のマルチネスは世界タイトル初挑戦で王座獲得に成功した。

 開始直後から積極的に前に出たマルチネスは、スキルに上回るロメロを手数で圧倒。ロメロのダメージの深さを見て、第6ラウンドにレフェリーがついにストップした。初のタイトル奪取に成功したマルチネスは29勝(21KO)4敗。試合後には、「ノニト・ドネア(フィリピン)と戦いたい」と元世界4階級制覇王者に対戦を呼びかけた。初防衛に失敗したロメロは23勝(12KO)1敗となっている。

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