角谷計量パス!メキシコでKO奪取誓う
「WBC世界Lフライ級タイトルマッチ」(31日、メキシコ市)
ボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチの計量が8月30日正午(日本時間31日)、メキシコ市のYAKジャックカジノ・アラメダ公園店で行われ、王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)はリミットちょうどの48.9キロ、挑戦者の同級14位・角谷淳志(金沢)は48・4キロでともに一発パスした。両者、翌日の決戦を前に激しくにらみ合い、会場に集まった関係者および一部ファンを沸かせた。計量後、角谷は日本料理店で丼物と麺類の昼食を取りエネルギーを充填した。
世界初挑戦の角谷は「計量を無事アンダーで終えることができました。(王者は)強そうなイメージはなかった。背も聞いていたより小さく感じたが、でも世界王者のオーラは感じた。しかし、計量前にいろんなイベントに連れて行かれて、疲れました。しかしそれも(IBF世界ミニマム級王者でメキシコにて王座奪取した)高山(勝成)さんに言われたとおりやな、と。敵地ということもあり、やはり判定は怖い。流れの中でKOして勝ちたいです」とKOでの海外奪取を誓った。