亀田大毅の王座決定戦、当日計量で騒動

 ボクシングのIBF世界スーパーフライ級王座決定戦(3日、高松市・サンメッセ香川)に出場する同級3位・亀田大毅(亀田)と同級4位のロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)、ダリル・ピープルズIBF会長が3日、高松市内のホテルで、当日計量が前倒しで行われたことの経緯を説明する会見を行った。

 当日計量はIBF独自のルールでリミットの52・1キロに10ポンド(約4・5キロ)までの増量が認められる。午前10時に行われることが周知されていたが、IBF関係者が立ち合いのもとで午前8時に行われ、両者ともリミットの56・7キロでパスした。しかし連絡を受けず、立ち合えなかったJBC側は不快感を示していた。

 これに対し、ピープルズ会長は「選手からの要望があれば、当日計量を2時間前倒しできる慣例がある。今回は両者から要望があった。当日計量はIBFが行っているもので、ローカルコミッションが立ち会わないのは普通のこと。JBCに連絡をしなかったのはミスだ。申し訳ない」と説明。JBC関係者も「IBFは厳格だと聞いていたので、こちらもその心づもりでいた。今回が(JBC加盟後で)日本初のIBFの世界戦で、知ることもあった。今後に生かしたい」と、理解を示した。

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