宮崎、勝って“ミニマム退職金”もらう
「WBA世界ミニマム級王座統一戦」(11日、ボディメーカーコロシアム)
王者・宮崎亮が6日、大阪市内の所属ジムで練習を公開した。宮崎にとってミニマム級は適正階級より下で、減量には毎回苦しんでいる。井岡一法会長は「この試合をクリアしたらボーナスを考えている」と、勝てば100万円を支給すると明言。同額のKOボーナスが設定された5月のベラルデ戦に続き“ニンジン”がぶら下げられた。
今回の試合で同級を卒業する宮崎はボクシングに集中。好きな俳優に挙げる堺雅人主演の大ヒットドラマ「半沢直樹」は、試合後に録画で見る予定。「倍返し」が流行語になっていることを聞かされても「そうなんですか?」と話すほどだ。
転級を1試合延ばし、暫定王者と決着をつけることを望んだ。「自分からけんかをふっかけたので負けたら情けない」。最強挑戦者を退けて“ミニマム退職金”をいただく。