宮崎は転級断言、Lフライ級王者目指す
11日にボクシングのWBA世界ライトフライ級王座を防衛した井岡一翔(24)と、WBA世界ミニマム級王座の統一に成功した宮崎亮(25)=ともに井岡=が12日、大阪市内の所属ジムで一夜明け会見を行った。
前夜、顔面を鮮血で染めた宮崎の両目は紫色に腫れ上がり、会見中も「どこから(質問者の)声がしているか分からないです」と話すほど。それでも「負けてなったんじゃなくて、勝ってこの顔になったので」と誇らしそうに話した。
これまで何度も口にしていた通り「この階級は満足したので、1つ上げてライトフライ級の王者を目指したい」とミニマム級卒業を断言。「ボクシングがいいなと思ってもらえるような試合をしたい」と約束した。
井岡一法会長は「けがを治してゆっくりしてもらう」と話し、しばらくは回復に専念する予定。宮崎は会見後、縫合のため病院へ向かった。