大仁田、元貴闘力に「親子で来い!」
「大仁田興行」(6日、東成区民センター)
大仁田厚(55)が、プロレス入りを表明した元関脇貴闘力で現在は実業家の鎌苅忠茂氏に宣戦布告。さらには、格闘家を目指して今年からトレーニングを続けている鎌苅氏の長男・幸男をも標的にした。
発端となったのは、9月28日に行われた初代タイガーマスクの佐山聡が主催する興行だった。佐山と親しい鎌苅氏が、佐山と抗争中の大仁田を「やっつける」と話したことを知り憤慨。会場に乱入し、観戦していた鎌苅氏を襲った。
だが、実はその時思わぬ反撃を受けていた。「あの息子、俺のことを後ろから蹴りやがって。お前ら最低な親子だ。2人で来い。つぶしてやる!!」。父を救いたい一心とはいえ、幸男に背後から蹴られたことに怒り心頭。この恨みはリングで晴らすつもりだ。
この日はメーンに登場。6人タッグデスマッチで、人喰い直貴をサンダーファイヤーパワーボムからのエビ固めで下した。「関脇まで行ったかしらんが、土俵とリングは違う」。憎き親子には血の制裁だ。