「ドラディション」（１１月１９日、後楽園ホール）

　初代タイガーマスク（５５）が７日、大仁田厚（５５）と元貴闘力の鎌苅忠茂氏（４６）の遺恨に、元横綱大鵬を祖父に持つ鎌苅氏の長男で自身の弟子・納谷幸男（１９）は介入させないと宣言した。大仁田が「親子で来い」と鎌苅氏を挑発したが、初代虎は「格闘技一本で練習させてる。息子は関係ない」と不快感を示した。一方で１２月のプロレスデビューが浮上する鎌苅氏について「打撃はすごい。大仁田戦？ケンカなら大丈夫」と太鼓判を押した。

　初代虎はこの日、都内でドラディション１１・１９後楽園の会見に出席。猛練習で減量見込みと明かし、コンビを組む丸藤正道（３４）、対戦する藤波辰爾（５９）＆金本浩二（４６）に対し「前日計量のジュニアヘビー級マッチはどう？」と提案していた。