リーゼントボクサー和気V2で世界誓う
「東洋太平洋Sバンタム級タイトルマッチ12回戦」(14日、後楽園ホール)
来年は世界だ‐。“リーゼントボクサー”として注目を集める王者・和気慎吾(古口)が指名挑戦者のラモナル(フィリピン)を3回TKOで下し、2度目の防衛に成功した。
開始から軽快なフットワークで距離を保ち、打ち終わりを狙う正確な左ストレートなどで圧倒。初回に相手の両まぶたをカットさせ、3回に出血がひどくなったところでドクターがストップした。
王座奪取から3連続KO勝ちと勢いに乗る26歳は「来年は世界(戦)をやりたい」と宣言。また「同じ階級にスターがいるんだから、やりたい」と世界2階級制覇の長谷川穂積(真正)との対戦も希望し、ジムの古口哲会長も「世界王者も長谷川選手も、受けてくれるならいつでもいい」とゴーサインを出した。