オカダV5も…試合後、失神KO
「新日本」(14日、両国国技館)
IWGPヘビー戦はオカダ・カズチカ(25)が棚橋弘至(36)を撃破し、5度目の防衛に成功した。レインメーカー封じの右腕攻撃に苦しんだが、土壇場で宝刀を抜いた。
米国遠征から帰国した12年以降、2勝2敗1分けだった棚橋との決着戦は“IWGP戦線からの撤退”が懸かっていた。過去最長35分17秒の熱戦を制したオカダは「本当に棚橋さん、お疲れさまでした」と皮肉を込め、宿敵に引導を渡した。
しかし、余裕だったのはここまで。突如現れた「BULLET CLUB」に急襲され、カール・アンダーソン(33)のガンスタンをIWGPベルト上に浴びた。昨年8月のG1決勝でオカダに敗れているアンダーソンが挑戦を表明。失神KOされたオカダは控室に運び込まれ、勝利者会見も乗っ取られた。