八重樫、最強挑戦者ソーサに「勝つ」
「WBC世界フライ級タイトルマッチ」(12月6日、両国国技館)
WBC世界フライ級王者・八重樫東(30)=大橋=が、同級1位エドガル・ソーサ(34)=メキシコ=と2度目の防衛戦を行うことが15日、発表された。
八重樫は指名試合で最強挑戦者を迎え撃つ。ソーサはWBCライトフライ級世界王座を10度防衛し、名誉王者に認定された軽量級の大物で、日本人5人と対戦して全勝という日本人キラーでもある。
八重樫は「何とか勝ちたいですね」と、連敗ストップに意欲。「打ち合いであれ、出入りのボクシングであれ、納得できる試合をしたい。なんやかんやでドロドロになって、僅差の判定勝ちじゃないか。ベテランなのでいろいろやってきそうで怖い」と、展開を予想した。
ジムの大橋秀行会長は「八重樫は井上尚弥とスパーリングを重ねて万全だが、13日に岩手の市民マラソンで完走してしまったので、そのダメージが心配」と、爆笑を誘った。