無敗のスーパー王者、井岡との対戦熱望
10日の両国国技館でオスカル・ブランケット(メキシコ)とノンタイトル戦を行うWBA世界ライトフライ級のスーパー王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が6日、都内で練習を公開した。ミニマム、ライトフライの2階級を制し、36戦全勝(30KO)の戦績を誇るスーパーチャンピオンは、「イオカ(井岡一翔)と戦いたい。彼がやってくれるのなら、どの階級でも構わない。いつでも戦うし、もちろん勝てる自信もある」と、日本が誇る軽量級のスーパースターとの対決をアピールした。
今回は3階級制覇を目指しての調整試合だが、この日はシャドーボクシング、サンドバッグ打ちなど1時間以上にわたって精力的に汗を流した。相手のブランケットは8月にWBCフライ級王者八重樫東(大橋)に挑戦して判定負けと善戦。「いい選手だと思うが、彼をKOして皆さんを喜ばせたい」と堂々と勝利宣言。3年ぶりとなる日本のリングで、改めて怪物のすごさを見せてくれそうだ。