転級の宮崎、世界前哨戦でKO狙う
「ボクシング8回戦」(12月31日、ボディメーカーコロシアム)
ボクシングの井岡ジムは20日、大阪市内で会見し、WBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔(24)が、12月31日に大阪市のボディメーカーコロシアムで3度目の防衛戦を行うと発表した。同ミニマム級王者の宮崎亮(25)はライトフライ級に階級を上げて、IBF同級11位のファーラン・サックリン・ジュニア(20)=タイ=と8回戦を行う。
本来の階級で世界前哨戦に臨む宮崎は「この前はKOを逃したので、そういう試合を見せたい」と意気込んだ。階級変更でリミットは1・3キロアップ。「踏み込みは戻ると思う」とパワー回復に自信を見せた。ミニマム級時代は減量に苦戦し、前回の試合前はホテルでの“監禁生活”も経験したが「もう大丈夫」と、笑顔をのぞかせた。