八重樫の次戦、会長「一翔君でもいい」

一夜明け会見で記念撮影する大橋ジムの(右から)松本トレーナー、大橋会長、井上尚、八重樫、井上拓、井上兄弟の父・真吾さん(横浜の大橋ジム)
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 指名挑戦者のエドガル・ソーサ(メキシコ)を破り、2度目の防衛に成功したWBC世界フライ級王者八重樫東(大橋)が7日、横浜市内で一夜明け会見を行った。

 激闘のあとを物語るように左目を大きく腫らした王者は、「ソーサは大きなカベになると思っていたので、乗り越えられて良かった」と勝利の喜びを改めてかみしめた。

 3人のジャッジが4~6ポイント差をつける3‐0の判定勝ちだったが、「まだ足りない部分がある。この階級は強豪揃いなので、次もチャレンジです」とV3へ向けて気を引き締める。ジムの大橋秀行会長は次戦については来年3、4月ごろをメドに組みたい意向を示し、「相手はソーサ以上のビッグネームを。金メダリストの鄒志明(ゾウ・シミン=中国)や井岡一翔君でもいい」とドリームマッチの構想を語った。

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