村田「もっと上のレベルに行ける」
ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストで日本、東洋太平洋同級1位の村田諒太(27)=三迫=が7日、都内の帝拳ジムで、プロ2戦目からの一夜明け会見を行った。
目の回りが赤く腫れていたものの、村田は元気そうな笑顔で現れた。苦しみながらデーブ・ピーターソン(米国)を8回TKOで下した試合を「世界にはまだまだの内容でしたが、もっと成長できる、もっと上のレベルに行けると思いました」と振り返った。
左ジャブで流れを引き寄せたことで「やっぱり、ジャブが一番大切。アマチュアではグローブが厚くてヘッドギアがある中で、ガードを固めて前に出て勝ってきたが、プロではそれで勝つのは無理だと分かった。ボクに必要な物がクリアになった」とプロとアマの違いを痛感した。
次戦は来年2月22日に中国マカオで外国人選手との対戦が予定されている。