大仁田が高山撃破 電流爆破一騎打ち

 「ゼロワン」(13日、茨城県立スポーツセンター)

 大仁田厚(56)が電流爆破戦で高山善廣(47)と初の一騎打ちを行い、勝利を収めた。今年4度目の爆破マッチ。史上最大の火薬量となった得意の形式で、邪道がプロレス界の帝王の首を取った。

 “心中”を含む計5度の爆破で、底冷えのする水戸を熱くした。大仁田はビッグブーツを浴びて最初に被弾したものの、赤い毒霧を浴びせ主導権を奪取。最後はDDO(DDT)でたたきつけた。

 2度被弾した大仁田は「高山はすごい。オレがもう1回、被弾していたら多分、参っていた」と安どの表情。開始前にTシャツを脱ぎ、上半身裸で4度も炎に包まれた高山は、控室に現れた大仁田に「おっさん、これで終わりじゃねえからな」と再戦を直訴した。

 邪道の戦いは続いていく。12日に乱闘した元貴闘力の鎌苅忠茂氏(46)に対し、あらためて「リングを土俵に変えて、相撲デスマッチでも構わない」と宣戦布告。さらに「もう1人、追い詰めなきゃいけない男が王者になった」とニヤリと笑った。視界に入れた敵は、すべてたたきつぶす。

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