三浦V2戦「ボンバーレフト」でKOだ
「WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)
2度目の防衛戦に臨むボクシングのWBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(帝拳)が25日、都内で練習を公開。挑戦者の同級2位ダンテ・ハルドン(メキシコ)はKO率8割を超えるハードパンチャーだが、「お客さんが喜ぶような豪快なノックアウトシーンを見せたい。得意のボンバーレフトで、すっきり勝ちます」とKO宣言した。
101ラウンドのスパーリングを消化しており、調整はすこぶる順調。ウエートもリミットまであと500~600グラムまで落ちており、食事も取れているという。
シャドーボクシング、ミット打ちなど軽めの内容だったが、左右から重量感たっぷりのパンチを打ち込んで仕上がりの良さをアピール。葛西裕一トレーナーも「体重が落ちてきて体の切れが増したことで、さらにパンチに重みが出てきた。決まれば相手は立てないと思う」と、KO勝利を後押しする。
強打者同士の対決にも三浦は「パンチ力は自分の方が上回っている。絶対に倒します」と、自信満々に“バズーカ砲”の爆発を予告した。