宮崎が王座返上“たこ焼き王子”に
「ボクシング10回戦」(31日、ボディメーカーコロシアム)
WBA世界ミニマム級王座を2度防衛した宮崎亮(25)=井岡=が王座を返上したことが26日、分かった。来年5月のゴールデンウイーク前後に、本来のライトフライ級かフライ級での世界2階級制覇に挑む予定だ。
宮崎はこの日、大阪市内の所属ジムで2ラウンドのスパーリングなどを公開した。「それ(2階級制覇)が今の野望。この階級でしっかりしたボクシングを見せないとダメ。勝って次につなげたい」。31日のライトフライ級ノンタイトル戦(大阪・ボディメーカーコロシアム)は、来年の2階級制覇に向けた“前哨戦”となる。
強力援護する地元企業も登場した。たこ焼きなどの販売で関西を中心に約120店舗を展開する「じゃんぼ総本店」が、宮崎にとっては初めての個人スポンサーについた。
9月11日にまぶたをたこ焼きばりに腫らしながら王座統一した姿に「じゃんぼ‐」の年川邦吉社長が感動。宮崎は同店のロゴをトランクスに入れてリングに上がる。