ヒョードル氏現役復帰も 猪木会長打診
「デイリー後援・INOKI BOM‐BA‐YE2013」(31日、両国国技館)
参議院議員のアントニオ猪木会長(70)が、大会の立会人を務める元格闘家エメリヤー・エンコ・ヒョードル氏(37)に現役復帰を打診する可能性があることが28日、分かった。
東京・新宿中央公園で恒例の炊き出しに参加した猪木氏は、来年へ向けた1文字を「挑」と記し「北方領土での(格闘技)イベント」を目標の一つに掲げた。実現へのキーマンに指名するのが、昨年引退したロシアの英雄・ヒョードル氏だ。
プーチン大統領もファンのヒョードル氏は現在、ロシアスポーツ省特別補佐官。日本での人気も根強く、限定でも復帰が実現すれば、日露両国の懸け橋として、これ以上の存在はない。猪木氏は「(31日は)ヒョードルも来る。彼には事前にいろんなメッセージをお願いしてある」と意味深に話した。猪木氏を尊敬するヒョードル氏だけに協力は惜しまないはずだ。
ビッグプランをぶち上げた猪木氏はこの日、路上生活者ら集まった1000人に元気を送った。人気は健在で「都知事になって」という声も飛んでいた。