グレイシー組反則負け 桜庭&永田凱歌
「新日本」(4日、東京ドーム)
永田裕志(45)&桜庭和志(44)とダニエル・グレイシー(41)&ホーレス・グレイシー(35)の対決は、ダニエルが永田を道着で絞め落とし、反則決着に終わった。
異例のタッグ戦に臨んだグレイシー一族は、ホーレスが羽交い締めした桜庭に、ダニエルがヒザ蹴りをぶち込むなど連係も披露。しかし、最後に暴走した。試合後、ホーレスは「ルールなしで戦うために来た。何で反則なのか意味が分からない。次は我々のルールで白黒をつけよう」と、プロレスルールを理解していなかったと告白した。
バックドロップ、白目式腕固めで追い込んだ永田は「(昨年10月の)参戦表明から3カ月もあって(ルールを)勉強しないでどうする」と切り捨てながら、「次は完全にプロレスに引き込む」と“リベンジ”を宣言。
ホイス・グレイシー(47)らを総合ルールで撃破し、“グレイシーハンター”と呼ばれた桜庭は、永田とのミドルキックの競演で沸かせ「面白かった。(再戦は)大丈夫」と力を込めた。