棚橋「オレが有利」前哨戦で中邑を粉砕
「新日本」(19日、後楽園ホール)
2・9広島でIWGPインターコンチネンタル王座の防衛戦に臨む棚橋弘至(37)が、挑戦者・中邑真輔(33)と前哨戦の6人タッグで激突した。棚橋はインターコンチの白いベルトと共に、メキシコで昨年に“CMLLのG1”カンペオン・ウニベルサルを制した記念の赤いベルトも巻いて登場。意識する中邑にドラゴンスクリューを見舞った。
試合後は「紅白(ベルト)で、日本で一番縁起のいいレスラー。中邑戦は運を味方につけたオレがかなり有利」と自信満々。一方、前王者の中邑は「熱が冷めねえウチに持たしてくれよ、白いベルト」と決戦へはやる気持ちを隠さなかった。また、勝利を奪ったミスティコが試合中に右肩を脱臼。自ら整復させたが、昨年の大会欠場の要因となった古傷だけに心配される。