MVP山中ベガスでマー君と対面する
ボクシングの2013年の年間表彰式が24日、都内のホテルで行われた。プロ男子の最優秀選手を受賞したWBC世界バンタム級王者・山中慎介(31)=帝拳=は、米国ラスベガス進出を実現して、楽天からヤンキースへ移籍する田中将大(25)と対面することを希望。敢闘賞のWBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔(24)=井岡=は、WBC世界フライ級王者・八重樫東(30)=大橋=との再戦にこだわらずに3階級制覇を目指す考えを示した。また、新鋭賞を受賞した日本、東洋太平洋ミドル級1位・村田諒太(28)は米国で合宿中のため欠席した。
聖地進出でマー君と再会だ。14年の目標を「ラスベガスでビッグマッチ」と掲げた山中。ヤンキース入りする田中とは昨年末に各種表彰式で2日続けて対面しており、「勝手に親近感を持ってます。ラスベガスの試合が実現して、向こうで会えるのを楽しみにしてます」と希望した。また、WBO王者の亀田和毅(亀田)との王座統一戦については、「2千回ぐらい聞かれてますが、盛り上がると思いますし、自信はあります」と、うんざりした表情だった。