石田、京太郎戦“引退試合”の覚悟
ボクシングの日本ヘビー級王者・藤本京太郎(27)=角海老宝石=と元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者で日本ミドル級2位の石田順裕(38)=グリーンツダ=が、ノンタイトル戦(4月30日、東京・後楽園ホール)を行うことで両陣営が合意したことが29日、分かった。
石田は京太郎戦を“引退試合”にする覚悟だ。この日はグリーンツダジムで約2時間の練習を行い、「海外からいい話が今後、来れば別だけど、次がラストの気持ちで行く。38歳だし負ければ引退。悔いの残らない試合をしたい」と断言した。第二の人生はパンケーキ店とボクシングジムの設立を描く。「その資金にしたい」と賞金1000万円に目をぎらつかせた。