後藤“7度目の正直”でIWGP戴冠だ
「新日本」(11日、ボディメーカーコロシアム)
新日本の11日・大阪大会で後藤洋央紀(34)が、“7度目の正直”でIWGPヘビー級王座奪取を目指す。
相手は“レインメーカー”オカダ・カズチカ(26)。後藤が何度も跳ね返されたIWGPを、オカダは12年2月の初挑戦で奪取。後輩の出世に、後藤は「下の人間なんで、やりやがったなこいつと思った。チャンピオンだけど認めたくない部分があって…。ある種のジェラシーかも」という。
後藤にとって心強いのがセコンドに就く三重・桑名工時代の同級生・柴田勝頼(34)の存在だ。9日は2人のタッグでオカダと前哨対決。合体牛殺しで戦闘不能に追い込み、後藤は「勝機はいくらでもある」と豪語した。
昨年8月に骨折したあごにプレートは入っているものの、状態は良好。大阪を「勝って完全復活を証明する」舞台にする。