村田、プロ3戦目へ過去最高の自信

 ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストで日本、東洋太平洋ミドル級1位の村田諒太(28)=三迫=が10日、WBC世界バンタム級王者の山中慎介(31)=帝拳=とともに米国ラスベガス合宿から羽田空港着の航空機で帰国。海外デビューとなるカルロス・ナシメント(40)=ブラジル=とのプロ3戦目(22日、マカオ)へ、過去最高の自信を示した。

 約70回のスパーリングをこなした約1カ月の合宿に「ケガもなく、パンチをもらってアゴが痛くなったりしたのが今回は全くなくて、成長を感じている」と手応え十分。「バランスもよくなってるし、長いラウンドも自信ある。1戦目、2戦目とは全然違う気持ちで、自信あります」と、目を輝かせた。

 金メダリストも機上の人であったせいか、ソチ五輪には「感覚が分からない」と実感がない様子。だが、「上村愛子さんが気になってました。また4位でしたが、満足されてたようなので、映像で見てみたい」とねぎらった。村田は18日にマカオへ出発する。

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