長谷川、世界戦へ1カ月早い食事制限
「IBF世界Sバンタム級タイトルマッチ」(4月23日、大阪城ホール)
ボクシングの元世界2階級王者でIBF世界スーパーバンタム級13位の長谷川穂積(33)=真正=が19日、鹿児島・沖永良部島での合宿を公開した。4月23日に大阪城ホールで同級王者・キコ・マルティネス(27)=スペイン=に挑む3年ぶりの世界戦に向け、通常より1カ月早く食事制限を開始した。
これまでは「食事面でストレスを感じたくない」と、夕食はほぼ外食。自宅で食事するのは本格的な減量を開始する1カ月前だった。その生活を今回は1カ月前倒しする。
前夜、09年から体づくりをサポートする管理栄養士・村野あずささんが合宿地を訪れた。提示されたカロリー表を基に、約2カ月、泰子夫人の「薄味」の手料理で食事制限を行っていく。
この日、公開した午前の練習では雨の中、12キロを激走。今合宿では午前、午後合わせて24キロ。22日まで計120キロを走り込む。「勝っても負けても笑っていたい」。一片の悔いなく“レジェンド”が最終章に臨む。