鈴木みのる“ゴッチ×猪木”で勝利
「新日本」(6日、大田区総合体育館)
88年に新日本でデビューした鈴木みのる(45)が旗揚げ記念日の第1試合でタイチ(33)と組み、小松洋平(25)&田中翔(24)に快勝した。
師匠である故カール・ゴッチさんとアントニオ猪木参議院議員がメーンを務めた42年後、遺伝子を受け継ぐ男が、最初から超満員の会場を沸かせた。アキレス腱固め、ワキ固め、スリーパーなどでヤングライオンを追い込み、チキンウイングアームロックで小松を仕留めた。
パンクラスなどを経て、“故郷”を主戦場にしている鈴木は「きょうオレが使った技は全部アントニオ猪木とカール・ゴッチの技だ。第1試合といわれたとき、“かかってこい第1試合”と思った」とまくしたてながらも、先人への思いを明かした。