八重樫「順調」V3防衛へ貫禄スパー

 「WBC世界フライ級タイトルマッチ」(4月6日、大田区総合体育館)

 3度目の防衛戦に臨む王者の八重樫東(大橋)は15日、同門で前日本ミニマム級王者の原隆二と4ラウンドのスパーリングを行った。

 多彩な左ブローとスピード十分のフットワークで終始優勢に進め、世界王者の貫禄を示した。本番まで約3週間だが、不安は全くない。「順調にきていますよ。まだ、本格的な減量に入っていないほど。パンチの回転力も上がっていた」と仕上がりに自信をのぞかせる。フライ級に転向して初のKO勝ちも期待できそうだ。

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