力道山の孫 ギブアップ負けで公開処刑

HIROKI(左)に強烈な空手チョップをたたき込む力=板橋グリーンホール
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 力道山を祖父に持つ力(32)が16日、メビウス板橋大会で昨年12月のデビュー以来、初めてのシングル戦を行い、HIROKI(32)に敗れた。

 キャリアで劣る力は、祖父譲りのチョップやエルボーで対抗。自ら開発したコーナーからの空手チョップ『セーバーチョップ』を首筋に浴びせ、スリーカウント寸前まで追い込んだ。しかし、耐えたHIROKIのダイビングボディープレスを食らい、逆片エビ固めでギブアップ負け。

 試合後はTARU&“brother”YASSHI&拳剛のブードゥー・マーダーズ(VM)の襲撃を受け、公開処刑された。YASSHIから「カス野郎」とバ倒された力は「まさかあんなところで、(VMが)ああいう風に入ってくるとは。やられるとは思わなかった。いずれ何らかの形でやり返す」とリベンジを宣言した。 初のシングル戦については「55点」と自己採点。「勢いだけでいこうとしたが、きつかった。気持ちを出しつつ、全体を見る冷静さが必要だけど、冷静さが足りなかった」と反省した。セーバーチョップに関しては「外れて自爆するかもと思ったけど、あたったことはうれしかった。その一発はあったけど、返された後、何もできなかった」と肩を落とした。

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