中邑、流血V!4・6棚橋と一騎打ちへ
「デイリー後援・新日本」(23日、ベイコム総合体育館)
中邑真輔(34)が準決勝で鈴木みのる、決勝でバッドラック・ファレを連破し、初優勝した。オカダ・カズチカのIWGPヘビー級、または棚橋弘至の同インターコンチネンタル(IC)王座への挑戦選択権が与えられ、棚橋を指名。1・4東京ドームで失ったICベルトに、4・6両国国技館で再挑戦することが決まった。
流血しながらもファレをボマイェで沈め、迷わず白いベルトを選択した。観客が息をのむ中、「答えはこうだ!!“愛してま~す”」と棚橋の決めぜりふを口にした。2月にも棚橋に敗れている前王者は「負けっ放しじゃ気分も悪い。今いけば(ベルトに)棚橋弘至の色なんか何ひとつ付いていない」と、合計で約1年4カ月、腰に巻いた至宝への思いを明かした。
4・6は“3度目の正直”になる。「(今年これまでの2回と)場所も違えば、時間も違う。それだけで十分」とニヤリと笑った。“白い恋人”は必ず奪い返してみせる。