王者エルナンデスのトレーナー自信満々
「WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(6日、大田区総合体育館)
日本最速の6戦目での世界王座奪取を狙う井上尚弥(大橋)を迎え撃つ王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)が31日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。王者は、井上尚の父真吾氏、大橋ジムの大橋秀行会長らが視察する中で丁寧なミット打ちなどを行い、「調子は大変いい。減量も順調」と好調をアピールした。
また、今回の試合から元世界3階級王者のジェフ・フェネック氏(豪州)がトレーナーに就任。7戦目で世界奪取した同氏は「井上はすばらしい選手だが、6戦目で世界はちょっと早いかな」と指摘し、「王者は力が強くハングリーだ。井上の過去の相手に彼ほどの選手はいないだろう」と自信を示した。