“父”猪木氏 入学式で「ダーッ!」
IGF会長のアントニオ猪木参院議員(71)が10日、パキスタンからの留学生ハルーン・アビット君(15)の父親代わりとして、東京・日体荏原高の入学式に出席した。
パキスタンの格闘技一族の一人で猪木議員と死闘を繰り広げた英雄アクラム・ペールワンの血を引くハルーン君は、猪木議員に弟子入りを志願して留学が実現。「22年間、一族にレスラーがいない。ここで勉強して、もう一度名を上げたい」と、一族再興へ目を輝かせた。猪木議員は将来のIGF参戦の可能性について「パキスタンの格闘技を背負って立てるよう、ここに慣れて、学んでもらいたい」と前向きだった。
また、猪木議員は祝辞で「1、2、3、ダーッ!!」を2度絶叫したが、新入生の反応はほとんどなく「これじゃ元気出ないぞ、お前ら」と苦笑いだった。