一翔、憧れ長谷川魂受け継ぎ3階級Vへ
「IBF世界フライ級タイトルマッチ」(7日、ボディメーカーコロシアム)
3階級制覇を目指す井岡一翔(井岡)が1日、大阪市内で練習を公開し、元2階級王者・長谷川穂積(真正)の魂を受け継ぐと誓った。4月23日、3年ぶりの世界戦に臨み、7回TKOで散った姿を会場で見て「自分に置き換えていた。胸を打たれた」と目に焼き付けた。
「あこがれ」という長谷川とは対談経験もあり、世界王者としての心得も説かれた。長谷川は明言こそしていないが、引退は確実な状況。一翔は「僕が関西を引っ張る。日本ボクシング界を背負う」と言い切った。
この日は3ラウンドのスパーリングなどをこなし、「あっけなく3階級制覇するものと思っている」と自信満々。叔父・弘樹氏が果たせなかった井岡家の悲願を達成し、日本のエースとなる。