西谷和宏が地元鳥取で日本王座前哨戦
ボクシングの日本ライト級5位の西谷和宏(VADY)が8月に地元・鳥取で日本王座前哨戦を行うことが27日までに決定した。試合は8月17日に鳥取県立産業体育館で開催され、対戦相手はタイ国の強豪を予定。当日は元日本ランカーの丸岡航平、ランキング入りを目指す太田垣泰幸(ともにVADY)もアンダーカードで出場が決定しており、VADYジムが誇る鳥取出身トリオのそろい踏み凱旋興行となる。
鳥取県倉吉市出身の西谷は2005、06年とアマチュアボクシングの全日本実業団選手権ライト級を連覇後、09年11月にプロデビュー。ここまで15戦13勝(6KO)2敗の戦績を誇る。現在6連勝中で、ランキングも自己最高の5位まで上昇してきた。初の凱旋試合で内容のある勝利を飾り、来年早々にも初のタイトル挑戦を目指す。
当日は鳥取市の児童養護施設出身の太田垣も登場するため、VADYジムは県内の施設から児童約200人を会場に招待する。高嶋穣会長は「プロボクシングを会場で観戦する機会がなかなかない鳥取の方に、ボクシングの魅力、素晴らしさをお伝えできるような試合を見せたい」と熱戦を予告した。