木村悠、初防衛戦は世界への通過点
「日本ライトフライ級タイトルマッチ」(7日、後楽園ホール)
ボクシングの日本ライトフライ級タイトルマッチの前日計量が6日、都内のJBC事務局で行われ、王者・木村悠(30)=帝拳=が48・9キロ、挑戦者で同級1位の知念勇樹(29)=琉球=は48・5キロで一発パスした。
2月に戴冠した木村が初防衛戦に迎えるのは172センチと身長で11センチ上回る知念。「アマ時代からでかい相手とはやっている」と気にする様子はない。
ただ「相手の距離で戦うと強いパンチを持っているので、外して自分の距離で戦う」と警戒していた。
木村はWBC同級13位、WBO同15位、IBF同8位で「ジムの環境がそうですが、みんな世界を目指している。自分もそう」と、この一戦は通過点ととらえている。「必ず勝利して次に向かいます」と必勝を誓った。
対する知念はWBO同14位。世界ランカー同士の見応えある戦いとなりそうだ。