計137歳の小鹿と藤原激突!反則決着に
「カナプロマニア」(16日、後楽園ホール)
72歳のグレート小鹿が、65歳の藤原喜明がタッグ戦で激突した。昨年5月3日のユニオン後楽園大会以来となる計137歳の超ベテラン対決は、藤原がストンピング、頭突きを見せれば、小鹿もダブルチョップで応戦。藤原は金原弘光をワキ固めで捕獲するなど、円熟の技を披露した。最後は小鹿が隠し持った塩を池田大輔に見舞って反則負け。「延長」コールが起こり、収まらない藤原は小鹿を場外で痛めつけた。
藤原は「(反則は)50年前のあれだろう?いいな、ああいうのも」とニヤリ。かつて大熊元司との極道コンビで暴れ回った小鹿は「元気だね、藤原組長は。あそこまで来るとは」と7歳下を称えながら、「オレは凶器を隠し持ってるから。試合の流れでこんちきしょ~と思ったらやる。塩だけじゃなく。いろいろ隠し持っていかないと」と“反則負け”にも胸を張った。
血気盛んな72歳は「これから彼と組むか戦うか分からないけど、こっちもまだまだ発展途上。彼はこっちを追い越そうとするけど、そうはさせない。まあ、いい刺激になった」と力強いコメント。43歳の金原を「すごいですね」と感心させていた。