園田競馬場で大日本プロレスがファイト
「大日本」(11日、園田競馬場)
大日本プロレスが11日、兵庫県尼崎市の園田競馬場で興行をした。パドックの競走馬を気遣い、入場曲やリングコールの音量を抑えめにしながら特設リングで3試合を行い、300人のファンで盛り上がった。
2年前から、2カ月に1回の割合で冠レース「大日本プロレス杯」を開いてきた縁で、異例のコラボが実現した。大阪市在住で「バラモン兄弟が好き」と言う20代女性は「会社を昼から休んできました。入場券100円でプロレスが見られてお得。馬券も買います」と大喜び。兵庫県競馬組合事務局広報企画課・谷口和男課長は「予想以上に人が集まった。新たなファン開拓になれば」と、企画成功に満足顔だった。
大阪出身の関本大介は、メーンで植木をジャーマン葬。「競馬ファンにもプロレスに来てほしい」と、8月21日に大阪ボディメーカーコロシアムで行われるデビュー15周年記念大会に向け、相乗効果を期待した。