オカダ堅首!G1制覇からの王座奪回だ
「新日本」(4日、愛知県体育館)
G1クライマックスBブロックで、オカダ・カズチカが後藤洋央紀を撃破して6勝目をマーク。ライバルのIWGPヘビー級王者・AJスタイルズとBブロック首位タイの並走が続く。
愛知県安城市出身のオカダが、三重県桑名市出身の後藤との地元対決を制し、トップをキープした。実力者をレインメーカーで仕留めると「愛知県、ただいま」とあいさつし、大観衆を喜ばせた。
愛知が生んだニューヒーローは、初出場で頂点に輝いた12年以来の優勝へばく進する。5月にIWGP王座を奪われた憎きAJとのマッチレースが濃厚。オカダは「最後まで勝ちます」と宣言した後、すぐに訂正。「G1はもう僕の中で終わってるかも。必ず優勝するので」と涼しい顔で言い切った。
10日の西武ドームでの決勝でAブロック代表を破った自分の姿しか思い浮かばない。オカダは「次にAJを見てます」と不敵に笑った。7・21札幌での開幕戦でAJ超えを果たしており、再度の攻略にも自信満々。オカダにとって、G1制覇はIWGP奪回へ向けての一歩に過ぎない。