内山、V9戦熱望「強いのとやりたい」
ボクシングのWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(34)=ワタナベ=が4日、都内で行われたイベントに参加し、9度目の防衛戦を待ち望む心境を明かした。マッチメークがはかどらず、夏の予定が流れ、現状では大みそかが濃厚。「年齢も年齢なので早くやっていきたい」と話した。
コンディションは申し分ない。週6日のトレーニングではフィジカル強化に加え、あらゆるタイプの相手を想定したマスボクシングも行っている。「体重は常に62キロくらいをキープ。いつでも試合に出られる」と言う。
同級暫定王者のブライアン・バスケス(コスタリカ)から再戦を避けられていることには「やった相手はモチベーションがね。無敗のヤツとか若手とか、強いのとやりたい」と貫禄の口ぶりだった。